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当社ダイヤテックスは、主力製品であるポリエチレンクロス製養生テープを提供プラスチック製品メーカーとして、環境負荷の少ない製品開発に積極的に取り組んでいます。以下に、当社のプラスチック削減への具体的な取り組みをご紹介いたします。
目次
無包装品（パッケージレス）の提案
パッケージは店頭で多くの方に手に取ってもらう為、特に新商品などは印象付けの為にとても重要です。ですが、最近ではロングセラーの飲料品を中心として環境負荷低減を目的としたパッケージをなくしたラベルレス商品や、できる限りラベルを小さくした商品が店頭に並ぶことが増えてきました。
パイオラン™テープ 塗装・建築養生用Y-09-GRも発売から約４０年が経ち、ロングセラー商品の位置づけになってきました。
サスティナブルな取り組みが求められる時代の中で、当社でも素材を環境に配慮したものを取り入れるだけではなく、プラスチック削減を促進するために無包装（パッケージレス）を商品化しました。
また当社でFSC認証*のダンボールを初めて採用した製品です。
この無包装品は現在、アスクル限定で販売しています。
※FSC認証とは、森林の持続可能な管理と製品の追跡を促進するための認証システム
定期購入しているお客様にとっては、パッケージレス商品を選ぶことも一つの選択肢となることでしょう。
もったいないを販売、端尺品のアウトレット
当社では生産過程で発生する端尺品を無駄にすることなく、資源の有効活用を図るべく、巻き長さが不揃いな養生テープを公式オンラインショップ内とふるさと納税の返礼品（生産工場がある富山県黒部市）として販売しています。
生産ロットの切り替え等のタイミングで発生する規格サイズの２５ｍ巻きに満たさずに１５ｍ巻きや２０ｍ巻きになってしまったという理由だけで多くが廃棄対象でした。
これらを活用した巻き長さが不揃いな端尺品を無包装という二つの理由で格安で販売しています。購入して頂いた方からは、「お得でエコ！」といったポジティブな反応を頂いています。
端尺品のアウトレット販売は廃棄を少しでも減らし資源循環型社会の実現に貢献する取り組みです。
最後の一周まで無駄なく使用可能になる剝離紙管
粘着テープを使っていると最後の一周が紙管とくっついてしまい最後の一周まで使いたい・もったいないと感じたことはありませんでしょうか？
当社では２０１３年頃からテープを最後の一周まで使えるようになる剝離紙管の導入をスタートし、現在では多くのテープ製品で剝離紙管を採用しています。
３インチ紙管のテープ製品で最後の一周分は約２６㎝。
１ケース３０巻入りでは、約７.８ｍもテープを使うことができずにそのまま廃棄対象になる計算になります。
テープを最後まで使い切ると分かるパイオラン™テープの決して目立たない仕様です。 X（旧：Twitter）でも剝離紙管を採用していることを紹介するたび、たくさんの反応・コメントを頂きます。
最後までキレイに使えることを体感してほしいので、ぜひパイオラン™テープを使い切ってほしいです。
当社ダイヤテックスのプラスチック削減への取り組みいかがだったでしょうか？
再生原料やバイオマスプラスチックを活用したテープの開発など、環境負荷の少ない製品づくりにも注力しています。
